サンフレッチェ広島レジーナ 川島はるな選手の #女子サカ旅 「一番上を目指したいです。だって、凄いじゃないですか、立ち上げ一年で一番になったら。」
様々な選手がサンフレッチェ広島レジーナに新天地を求めてやってきました。その中で、特に驚きの声が上がったのは川島はるな選手の移籍です。なぜなら、プレナスなでしこリーグで上位を争っていたノジマステラ神奈川相模原の主力選手だったからです。川島はるな選手は、なぜ、サンフレッチェ広島レジーナへの移籍を選んだのでしょうか。選手視点で見た、サンフレッチェ広島レジーナの魅力にも迫るお話です。そして、川島はるな選手の #女子サカ旅 は、FIFA Uー17女子ワールドカップで訪問した、あの国での生活でした。少しだけ教えていただきました。

時に笑顔で熱く語る川島はるな選手
サンフレッチェ広島という伝統あるクラブの魅力
—サンフレッチェ広島レジーナに移籍した理由を教えてください。
川島—ノジマステラ神奈川相模原に6年間も所属させていただき育てていただきました。その感謝の気持ちを持った上で、サンフレッチェ広島からお話をいただきました。自分なりの挑戦の想いといくつかの考えが重なり合って決断に至りました。面談の場で、サンフレッチェ広島の築き上げてきたサッカーについて、お話していただきました。「一体感」「犠牲心」という単語を使用され、全体で成長していくクラブの哲学を伝えていただきました。まず、そこに、凄く共感できました。新チームということもあり、しかも、サンフレッチェ広島という伝統あるクラブの女子サッカーチームを最初から作るところにも魅力を感じました。プレーでは、今までの自分にプラスアルファで新しい発見がある……一つ一つを吸収して自分自身も変化していくことが、今の自分にとって一番大切なのではないかと思いました。
— 以前にWEリーグ準備室長 久保雅義さんから、サンフレッチェ広島の育成哲学について、かなり力を込めて説明していただき、私も強く印象に残っています。その辺りのお話は心を動かしましたか?
川島—(お話の中で)一番と言って良いアツさが伝わってきました。「選手としてだけではなく人としても成長できる」という説明から「広島に行きたい気持ち」が起きましたね。(Jリーグでの実績もあるので)言葉に重みがあって、サンフレッチェ広島は男子でやってきたことを女子に繋いでいきたいのだという説得力がありましたね。
—挑戦に乗り出したい心境は、どこから芽生えたのでしょうか?
川島—ノジマステラ神奈川相模原の菅野監督の下でプレーしたときは、結果、ボランチでポジションが落ち着きました。その後、監督が変わるごとに、フォーメーションが変わっていきました。私は少し前の位置を求められるようになってきて、迷うというか壁に当たっていました。試行錯誤をする中で、何か次の挑戦をしたい気持ちが起きました。ボールを眺めているだけではダメ、動き出しが重要で、積極的にゴール前に飛び込むシーンを増やしたいという気持ちがありました。
広島経済大学の施設を使用するサンフレッチェ広島レジーナの練習環境
川島—人工芝は綺麗です。ロッカールームもシャワールームも何不自由なくやらせてもらっています。
—練習はいかがですか?
川島—フィジカルコンディションを整えるトレーニングをやりながら「基本的な止めて蹴る」コントロールのトレーニングを、毎日必ず行っています。最初のミーティングで監督が「当たり前のことを徹底的にやろう」とおっしゃっていました。毎日のトレーニングの中で、私は、当たり前だと思っていたボールコントロールも、実はやってみると技術が足りなかったということを痛感しています。そういう学びの毎日が楽しいです。
—チームメイトのみなさんはいかがですか?
川島—みんな、始まってすぐに仲が良くてなって、練習後にストレッチをしながら、サッカーの話、プライベートの話をしています。ずっと話しているので、監督から「一生、この人たちは帰らんぞ」と冗談を言われたりします。チームの雰囲気は凄く良いです。
—では時間をかけた念入りなストレッチですね。
川島—(笑)伸ばしすぎです(笑)。
—年代別代表等で仲の良い選手はいらっしゃいますか?
川島—同じくらいの歳では左山桃子選手(静岡SSUアスレジーナから加入)、中村楓選手(アルビレックス新潟レディースから加入)は年代別代表で被っています。増矢理花選手(INAC神戸レオネッサから加入)、立花葉選手(NGUラブリッジ名古屋から加入)はJFAアカデミー福島の後輩に当たります。松原志歩選手(アルビレックス新潟レディースから加入)と上野真実選手(愛媛FCレディースから加入)もなでしこチャレンジトレーニングキャンプで一緒でした。だから、コミュニケーションの面では、すんなり問題なく入れました。COVID―19(新型コロナウイルス感染症)で、近くにうどんを食べに行くくらいしか、ピッチ外ではできませんが。

人工芝の練習場が整備されている
—広島の街はいかがですか?
川島—スーパーに行ってもコンビニに行っても、必ずといっても良いくらいサンフレッチェ広島と広島カープを目にします。店内で流れてくる音声でも「応援しています!」と聞こえてくるので、本当に地域に愛されているというか、広島県はスポーツを愛しているのだという印象です。

スポーツ観戦の人でいっぱいになる広島駅前
川島はるな選手の #女子サカ旅 FIFA Uー17女子ワールドカップで訪問したトリニダード・トバゴ
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