【新体制発表】「FC東京2015シーズン新体制発表記者会見」まとめ「何度か対戦してサポーターが嫌だという印象が強く残っている」(榎本達也)「FC東京のサポーターのみなさんの迫力はすごいなと外から観て感じていました」(前田遼一)(2015/02/05)
新体制発表◆「FC東京2015シーズン新体制発表記者会見」まとめ「何度か対戦してサポーターが嫌だという印象が強く残っている」(榎本達也)「FC東京のサポーターのみなさんの迫力はすごいなと外から観て感じていました」(前田遼一)
仲のよさをうかがわせる榎本達也と前田遼一
会見の様子
フォトセッション
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2月4日午前、小平にて新体制発表記者会見がおこなわれ、大金直樹代表取締役社長、立石敬之ゼネラルマネージャー、石井豊強化部長、マッシモ フィッカデンティ監督、新加入の安間貴義コーチ、榎本達也、前田遼一、佐々木渉、小川諒也、奈良竜樹の各選手が登壇した。
新加入選手の五人については、会見後の囲み取材と過去の取材を合わせたレポートを別途お届けすることとして、ここでは会見の要点をまとめていきたい。
◯大金直樹代表取締役社長
まず、2月1日付けで現職に就任した大金直樹代表取締役社長からの挨拶があった。
大金社長は「社長就任後ということでこのタイミングになりました」と、新体制発表の時期が例年よりずれ込んだことを詫びたあと、2014年を振り返った。
「不本意な結果。昨シーズンのチームには少し波があった。序盤と終盤に勝点をとれず。引き分けが多かった。接戦を勝ちにする粘り強さ、こだわりが足りなかった。2015年はそれらの課題を克服してタイトルを獲ることが最大の目標」
そして新しいシーズンに向かっていくうえでの考えを述べた。
「編成はまずボトムアップ。チームとしてひとつになれる。これが2015年のキャッチフレーズ」
「スローガンは昨年同様。副題が変わった。“すべては勝利のために”」
「勝利のためにはチームがひとつになること。自信を持って戦えるトレーニングができればいい」
「とにかく勝つ」
最後の「とにかく勝つ」にすべてが集約されている。結果を出さなければいけないシーズンだと、肝に銘じていることは伝わってきた。
また、育成を含めたチームの強化を立石敬之ゼネラルマネージャー(新任)が担い、石井豊強化部長と新しい体制で取り組むことが発表された。
◯立石敬之ゼネラルマネージャー
立石GMは「安間貴義コーチが新任。彼に期待しているものは若手の指導」と、コーチングスタッフで唯一の新加入である安間コーチを紹介した。
Honda FC、ヴァンフォーレ甲府、カターレ富山での指導歴がある安間コーチは、現ファジアーノ岡山の長澤徹監督のそれにも比肩する「安間道場」の猛烈ぶりで知られている。
噂をされている新外国籍選手については。この日は影もかたちもなし。
「選手は現段階では総勢30名」と、「現時点での情勢」を強調しながら新しい選手の獲得が決まっていない点を述べた。
キャプテンは森重真人、副キャプテンは米本拓司と徳永悠平が務めることも合わせて発表した。
◯マッシモ フィッカデンティ監督
マッシモ フィッカデンティ監督は「おはようございます」と日本語で挨拶。ことしはずいぶんと日本に慣れた様子がうかがえる。
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